猪見て矢を引く

自動撮影カメラと統計を使って野生動物を研究している博士学生です.日々の勉強のアウトプットを投稿します.

GARMIN社製のGPSにフリーマップを入れる方法

GARMIN社製のGPSにフリーの地図をいれる事になったので,その手順の備忘録です.

機種

ちなみにこのGPS,日本語対応版の値段がめちゃくちゃ高い... (確か2倍近く高い)
機能や性能に変わりはないので,海外版を買っても大丈夫です.
ただ,海外版は日本の地図が入っていないので,自分で入れる必要があります.今回は親切な人がフリーの地図を公開してくれているので,それを利用します.

入れ方

以下手順です.
特殊なソフトやBase campなどは使わないです.

  1. 地図のダウンロード
    このサイトからダウンロードします.
    統合地図(道路情報+等高線+DEMの全部入りバージョン)という項目のDEM10バージョンのShift-JISをクリックしてダウンロードします.

  2. ファイルの展開と名前の変更
    これを適当なフォルダに展開すると,「gmapsupp-JAPAN-OSM-with-contour-DEM10-sjis.img」というファイルがでてきます.このファイルの名前は,「gmapsupp.img」に変更します(この名前しか受け付けない機種もあるらしい).

  3. ファイルの移動
    このgmapsupp.imgを,PCに繋いだGARMIN GPSの「GARMIN」フォルダの中にいれます.

    gmapsupp.imgの保存場所

これで終わりです.簡単なのですが,これにたどり着くために半日かかりました...

注意点:Shift-JISを選ぶこと!!

なぜ半日もかかったのか?それは,64s(おそらくこれ以降に発売された機種も)は,UTF-8を受け付けないからです.64s以降の機種を使っている方は,とりあえずUTF-8でいいか~とダウンロードしても地図が表示されないので注意してください.他のサイトからダウンロードする場合も十分気を付けましょう.
ただし,正規のルートで買った公式の地図については文字コードを気にする必要がないみたいです.

容量が足りない場合は

この地図は無料とは思えないくらい詳細な地図ですが,2.72GBあるので僕の研究室で使っている62sには容量不足で入りませんでした.これは,micro SDを使用することで回避できるみたいです.
また,地図を配布してくださっているサイトが他のフリー地図についてまとめられているので,容量が足りなくても粗くていいから入れたい場合はこっちも参考になります.

最後に

僕の研究室の調査では

を使い分けながら自動撮影カメラの調査を行っています.この使い分けやそれぞれの長所と短所はまた別の機会にまとめたいと思います.